関が原の戦い。 | 大阪で働き新地で遊ぶ社長の日記(成功するってナンダロー)

関が原の戦い。

こんにちは、オサムです。

昨日NHKで”その時歴史は動いた”

を見たんだけど、なんか今回の選挙とシンクロ


してしまったんだよ。石田三成。

なんか、秀吉の茶坊主というイメージしかなかったんだ

だけど、太閤検地を実質取り仕切ったのは彼だったとか。


勉強になりました。

三成は最後まで秀吉の恩義を忘れずに家康と戦った。

小西、大谷、宇喜多氏も三成と最後まで戦い死んだ。


関が原の戦いの陣形を見て後にドイツ軍人クレメンス

は西軍勝利を断言した。ところが、東軍の大勝利、

彼はびっくりしたことだろう。


一番大きな原因が小早川氏の裏切り、毛利氏の戦闘不参加。

その他、大勢が裏切り、東軍の勝利に終わる。

この時代判断を間違えるとお家断絶になる、当然自分の身も危ない。


だから、勝ち馬にのることは当然なのだろう。

しかし、政治の世界では勝ち馬にのることばかり考えて

いくことでいいのだろうか?


小泉さんには反対すると損。

そんな思いも見え隠れする自民党。たしかに戦略が甘いといわれても

しょうがない、しかし自分が国民の代表として間違っていると思い、


責任を持って反対して、自民党を追われているひとを非難することは

あまりに勝ち負けにこだわった考えかたに思える。

それより、なにが正しい方向であるか、冷静に考え、真に国民に良と


する決断のほうか、国会議員としてはすがすがしい。

今回の郵政民営化の問題は、実はそれだけイエス、ノーを判断


するのが難しい法案なんです、日本をどんな国にしていくかの議論

なしに、拙速に国会で可決すればいいというもんじゃないです。

国会議員は民間企業の出世とはちがうんです。勝って権力の


近くにいたいと願うひとばかりになることをオサムは恐れます。

そういう意味では、小池百合子氏は関が原の戦いの小早川氏

と同じです。日本新党から新進党、自由党、保守党そして自民党そして


環境大臣。そして今回は刺客。

勝ち負けが選挙ですから、戦いも当然でしょう、しかしそればかりに

こだわり、物の善と悪も判断できなければ国会議員とはいえないと


思う。しかし、徳川に味方した加藤氏も福島氏も小早川氏も最後は

徳川氏の取り潰された。そして、明治維新の薩摩と長州、土佐は西軍で徳川

からは疎んじられた藩の逆襲でなしとげられることとなる。


損得だけでは決断はできない、国会議員にはそれを要求したい。